四十肩・五十肩
- 夜中に疼いて目が覚めることがある
- 動かそうとしたら鋭い痛みがでるので思うように動かせない
- シャツを着る時に腕が上がらないので大変
- 病院や整骨院、マッサージへ通院したが治る気配がなく諦めている
- レントゲンやMRIで異常無しと言われ、シップや鎮痛剤を飲み続けている
- 頭や背中に手がまわらない
四十肩・五十肩とは?|きりん整骨院
四十肩・五十肩は、症状の変化によって「急性期」と「慢性期」にわけられています。
それぞれにどのような症状の違いがあるのかを解説していきます。
必要な対策も異なるので、四十肩・五十肩に悩まされている方はしっかりと把握しておくとよいでしょう。
激しい痛みが特徴的な「急性期」
四十肩・五十肩は、腕を動かしたときなどに突然激しい痛みを感じて発症するのが一般的です。急性期とは、このように肩と腕の痛みが強い時期のこと。炎症がひどい時期でもあります。
急性期は、特に動かさなくても痛むことがあるほど、痛みに悩まされる時期と言えるでしょう。二の腕や手の先にまで痛みが伝わることや、しびれをともなうこともあります。
また、夜寝ているときに痛みが激しくなる「夜間痛」が特徴です。寝返りをうつだけでも痛むので、痛くて目が覚めてしまうケースもあります。
このような激しい痛みはほとんどの場合、数日で治まります。しかし、急性期の別名は「増悪期」といい、適切な処置をしないと痛みが続いてしまうおそれがあります。
急性期で重要なのは、安静にすることです。痛みが起こるような動きをしないように気をつけてください。この時期に無理をして肩を動かすと症状は悪化するばかりです。できれば重い物を持つことも控えましょう。
それから、急性期の痛みは炎症が原因の場合が多いので、冷やすと効果的です。氷水をビニール袋に入れ、患部を冷やしましょう。冷やす時間は15分~20分です。
急性期のするどい痛みは、やがてにぶい痛みに変わり1~2か月ほどで慢性期にはいっていきます。
痛みは治まってくるが腕が上がらない「慢性期」
慢性期になると、痛みはだいぶ治まってきます。安静にしていれば、痛みをほとんど感じなくなるでしょう。しかし、油断は禁物です。無理に動かしたり急に動いたりすると激しい痛みをぶり返す可能性があるので注意してください。
急性期に起きた炎症の影響により、筋肉は収縮して硬くなっています。
そのため、関節を動かせる範囲が狭まり、腕を動かしにくくなる時期が慢性期なのです。四十肩や五十肩で腕が上がらないと感じるときは、慢性期である場合が多いでしょう。とくに、腕を上げる動きや後ろに回す動作ができなくなります。
これは、「肩関節拘縮(こうしゅく)」と呼ばれる運動障害です。着替えや洗髪がうまくできないなど、日常生活の動作に支障をきたすようになります。
慢性期にはいったら、肩の関節を適度に動かすようにしましょう。とはいえ、激しい運動や重い物を持つといった肩に負担となることは避けてください。痛みを感じるような動きは、まだ行ってはいけません。
必要なのは、痛みを感じない範囲で適度に肩を動かすことです。四十肩・五十肩に効果的な体操を始めましょう。
辛い肩の痛み改善には運動療法も大切
肩関節拘縮が改善すると、少しずつ腕を動かせるようになってきます。症状がよくなっていくこの時期は「回復期」といい、とても大切な期間です。
慢性期は半年から1年ほど続くことが多いので、根気よく運動療法などを続けていきましょう。
このように、急性期と慢性期の症状は大きく異なるものです。施術も、症状が急速に進行する急性期と、症状が治まってくる慢性期にあわせて行っていきます。
四十肩・五十肩の原因とは?|きりん整骨院
四十肩・五十肩っていうのはその年齢層の方に多くみられる症状なので、このような総称で言われています。
では、いったい何が原因かというと肩関節と関わりのある軟骨や靭帯、腱の老化(変性)が原因で肩関節周囲に炎症起こしている為と言われています。
炎症部位としては、肩関節を滑らかに動かす為にある滑液包や関節包、肩周囲にある筋肉などがあります。
そして無理に動かそうすると摩擦がおき、関節内で炎症が起きてしまうのです。症状は3段階に分かれています。
疼痛が最も強く現れる急性期、痛みはないが運動制限がみられる慢性期、関節の稼働制限がなくなる回復期の3つの段階です。
急性期では、炎症を起こした腱板と滑液包の痛みが主でありますが、肩関節周囲に炎症が広がる場合もあり、その場合だと広範囲に疼痛を感じることがあります。特徴としては安静時痛や夜間痛があり、時に肩から上腕にかけて放散痛が走る場合もあります。
夜間など様々な痛みを伴います
先程の夜間痛についてですが、夜間に痛みが強く出る理由としては肩が冷えたり寝ている時に上腕骨に長時間圧力が加わることによって夜間痛が起こるとされています。
また、日常生活で衣服の着脱、帯を結ぶ動作やお風呂で体を洗ったり髪の毛を洗ったりする時の動作の時に疼痛が伴うことがあります。これを運動時痛といいます。その為、肩関節を極力動かさないようにするので関節の可動域は制限されるようになってきます。
慢性期は、安静時痛は消失してきますが、肩が途中までしかあがらないといった運動制限とそれに伴う疼痛がでてしまいます。
回復期は運動時痛や制限が徐々に改善していく時期になります。五十肩のまま放置して症状に対してなにもケアをしないでいると、日常生活が不自由になるばかりでなく、関節が癒着してしまい肩が動かなくなってしまうこともあるので、症状が軽いうちからのケアが必要です。
症状を根本から改善する事が重要
また、急性期の場合は安静にしておくことが原則なのですが、人によっては痛みを我慢して無理やり動かそうとする方が中にはいらっしゃいます。それはかえって肩関節の炎症を悪化させる行為になり損傷が激しくなるので、無理やり動かそうとするのは厳禁です。
当院では治りやすい身体に調整することを目的として施術にあたっています。
今回の五十肩という症状はもとはといえば何故起こってしまうのかというと、老化(変性)によるものと冒頭でもお伝えしましたが、では何故肩の関節に老化が起こるのか?それは確かに年齢のせいもあるかもしれません。
ですが、根本の原因としては今までの疲労や身体のゆがみの積み重ねが今の症状を引き起こしているので、そこを施術しないと根本が良くなりません。だから、当院ではその根本を取り除くための施術をしています。
どこに行っても良くならないと諦めていませんか?一度当院にご連絡ください。
当院の四十肩・五十肩の改善法|きりん整骨院
四十肩・五十肩を改善していくにはまず、スクリーニング検査を行い、カラダの使い方やカラダの癖、バランスをチェックし過去の怪我の既往や、過去の生活習慣、そして現在の生活習慣を伺っていきます。
肩の痛みがある場合でも骨盤の動きをみてうまく動いているかの確認を行います。実は肩の施術も骨盤から潤滑といって、骨盤が滑らかに動くしていくようにしていく必要があります。
なぜかと言いますと、皆さん昔赤ちゃんの頃、四つ這いでハイハイをしていましたよね? 腕を出し、反対側の足を運ぶ。
このことから、肩を動かす際は相同関係といい股関節、骨盤の動きが出なければうまく歩行ができなくなったり、肩の動きも出なくなります。
辛い五十肩・四十肩の悩みはきりん整骨院まで!
痛みがある場合は特に、肩、腕の振りがなくなる歩行になり、生理的な歩行から逸脱した状態で歩くことで本来動く仙腸関節という部分が動かなくなり、潤滑不全を起こすことで肩の動きも改善できなくなってしまいます。
現代人は肘から手にかけての前腕と言われる部分はよく動かすのに比べ、上腕と言われる肘から肩の部分はあまり動かなくなっております。
施術はまず骨盤の潤滑をあげ、そして肩関節自体の潤滑をあげてあげることで、関節が滑らかに動きやすくなり、錆び付いていた肩の関節をスムーズに動かせるようにしていきます。
※施術中は電話ご対応が出来ない場合があります。
その際、留守電話に入れて頂ければ必ずこちらからお掛け直しします。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願い致します。